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*2007年7月にイデアスを修了し、現在は某国際機関に勤務中。新ブログに移行しました。このブログは基本的に更新せずに、開発スクール(イデアス)の情報のみこちらでアップします

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masah

Author:masah
1年のアメリカ学部留学を経て、外国語系の大学を卒業。卒業後は専門商社で勤務。東南アジアを見たことで、大学院へ。広島大学大学院国際協力研究科で、修士号取得。。21世紀COEプログラム特別教育プログラム修了。06年秋からは、アジア経済研究所開発スクールで経済学をベースにして、開発・貿易について学んでいる。将来は国際機関、財団、シンクタンクで働くことを希望。経済学、政治学両方できたら理想と思っている。
TOEIC:940点 TOEFL:273点

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*本ブログはあくまでも個人的見解に基づくものであってアジア経済研究所開発スクールの意見を代表するものでは一切ありません。
*著作権利は本人に属します。

アマゾンに寄稿した書評リスト(本ブログと重複あり)

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アマルティア・センとは誰?
「アマルティア・センって誰?」と友人に聞かれました。

そうかー。普通知らないよね。俺もこの世界に興味を持つまでは知らなかったわけだし。

一昨日このブログで彼の書籍を紹介しましたが(こちら)、普通の人は知らないってことに改めて気づきました。

アマルティア・センを知ったきっかけ
僕が彼を知ったのは2004年の初めでした。広島大学大学院国際協力研究科の入学試験対策のために母校で借りた書籍に彼が登場したのです。

その時は「セン」が名前かどうかも知りませんでしたが、彼の主張は今でもよく覚えています。

それは、『自由を保障し各人の「潜在能力」が十分に保証される社会を作ることが、開発の目標となるべきである』でした。

開発に興味を持ち始めた僕は、この言葉に「そうなのか!」と感銘を受けました。

アマルティア・センとは?
(以下は主に開発経済学事典 / より)
ケンブリッジ大学で博士号を取得した後に、デーリー大学、ロンドン大学、オックスフォード大学、ハーバード大学を経て、1998年からはケンブリッジ大学の中でも一流のトリニティカレッジの学寮長に就任しています。今はハーバード大学にも所属しています。(http://www.economics.harvard.edu/faculty/sen/sen.html

1998年にはアジアで初めてノーベル経済学賞を受賞しました。

ノーベル経済学賞を受賞した理由は、厚生経済学における社会的選択理論(よくわからん(><))、貧困、飢餓、所得分配に関する貢献らしいです。

アマルティア・センの業績
センは経済学と倫理・哲学との関係を一貫して追及してきました。彼は厚生経済学(経済学の基礎)の前提となっている「リベラリズム」の価値観の中に、対立する2つの要素があることを証明しました。

対立する2つの要素とは「全員一致の法則(パレート原理)」と「個人の自由」です。(その状況を「リベラル・パラドックス」と呼ぶらしい)

個人が好き勝手に自由を追求していると、全員の一致なんぞ得られない。

だから、このような対立を回避するために、各個人がそれぞれ相手のもつ権利を尊重し合い、お互いのために行動することが必要となるのだそうです。

「当たり前やないかい・・・」素人の僕が考えても明らかなような気がします。

しかし、セン以前の経済学(新古典派)では、個人は自らの満足度(効用)を最大化するように行動する、と考えられていました。

つまり、他者との関係は排除されひたすら自己利益を追求する個人主義的人間が想定されていたわけです。これでは、先ほどの前提と矛盾します。

そこで、アマルティア・センは、人間の行動は利己的な動機のみに基づいているわけではないと主張します。「共感」や「献身」という社会的アイデンティティ、「信頼」・「責任」・「約束」・「義務」といった倫理的な要因が行動を引き起こすこともあると反論しました。(そりゃそうだと思うけれども、すごいらしい・・・)

ケイパビリティ概念の導入
さらに、彼は「Capability」という概念を国際開発の世界に導入しました。これが僕が学習したての時に、「なるほど!」と心をうたれた言葉です。

とても複雑な概念で、実は今でもよく分かりませんが、日本語ではよく「潜在能力」と訳されています。

潜在能力とは、「所得や富などの手段を利用して、どのような生活を選択できるのかという個人の可能性」だそうです。(開発経済学事典 / 、弘文堂、p140)

要するに、開発は自由を保障し各人の「潜在能力」が十分に発揮される社会を作ることが目標となるべきであると考えたわけです。

そんな彼は、今まで開発の主流であった世界銀行のインフラやGDPなど経済開発中心の考え方を批判し、1990年からある有名な報告書に貢献するようになります。

それについては次回。

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国際開発問題 | 【2007-04-18(Wed) 20:38:25】
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