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*2007年7月にイデアスを修了し、現在は某国際機関に勤務中。新ブログに移行しました。このブログは基本的に更新せずに、開発スクール(イデアス)の情報のみこちらでアップします

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Since November 2006
プロフィール

masah

Author:masah
1年のアメリカ学部留学を経て、外国語系の大学を卒業。卒業後は専門商社で勤務。東南アジアを見たことで、大学院へ。広島大学大学院国際協力研究科で、修士号取得。。21世紀COEプログラム特別教育プログラム修了。06年秋からは、アジア経済研究所開発スクールで経済学をベースにして、開発・貿易について学んでいる。将来は国際機関、財団、シンクタンクで働くことを希望。経済学、政治学両方できたら理想と思っている。
TOEIC:940点 TOEFL:273点

*リンクフリーです。
*本ブログはあくまでも個人的見解に基づくものであってアジア経済研究所開発スクールの意見を代表するものでは一切ありません。
*著作権利は本人に属します。

アマゾンに寄稿した書評リスト(本ブログと重複あり)

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国際協力を学び、実践したい人向け-書籍の紹介-
今日はYDPのMTGに参加しました。

改めて思ったこと、「最近の大学生はすげー」です。みんなよく本を読んでいるし、世界で起こっていることにとても興味があります。

自分が大学生だったときは、飲み会とバイトとサークルしかしてなかったので自分と比較して、彼らの意識の高さに刺激を受けます。

そんなこともあって、以前からずっと読みたいと思っていた本を今日読み終えました。

題名と著者名からして、「左的で怪しいな」と思いがちですが、読み進めてみるとそうではないことに気が付きます。もちろん、開発に携わりたいと思っている人にとっては勇気の出る本です。しかも簡単です。

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戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法 戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法
平和をつくる17人 (2003/08)
合同出版
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本書の構成
世界をよくする仕組みを5つのカテゴリー、30の視点から読み解いていきます。5つのカテゴリーとは、「視点を少し変えてみよう」。「気軽にいろいろやってみよう」「暮らしをちょっと変えてみよう」「国連だって活用できる」「次の社会のしくみをつくろう」です。

この本への反対意見もある!
アマゾンのカスタマーレビューには本書を薦めない理由として、「戦争は止めることができない。なぜなら日本も国益を追求しなくてはいけないから。」、「世界は利己主義で構成されている。」、「平和主義のような理想を掲げてもしょうがない。」、「日本はアメリカの意向に反対しては生き延びられない」等々あげられていますが、このような意見は本書の一部の主張を取りあげているに過ぎないと思います。

理想を掲げつつも、それに現実的に迫る
「途上国にお金を援助すべきだ!」「経済成長ではなく環境保全を目指すべきだ!」「企業は利潤ばかり追求しているから、NGOの方がすばらしい!」などという「押しつけがましい」理想主義的な過激な主張は、本書にはほとんどありません。

むしろ、「私益を追求する企業で働きながらも自分たちは何ができるのか?」「先進国ような豊かな生活をしたいという欲望を我慢せずに、どのように地球環境を維持していくのか?」という現実的な視点で描かれています。

つまり、単に「理想ばかり」を掲げているのではなく、「現実的な」社会の現状分析に基づいて「理想」に向かうにはどうすればいいのかが「現実的な」視点から書かれているというわけです。

書き出しのフレーズがその特徴をよく捉えています。

『「戦争と平和」は、どちらかいっぽうではありません。どんなときも「戦争をしたい人たち」と「戦争を避けようとする人たち」がせめぎあっているものなのです。(中略)長く続けられるようにするには、無理のない、生き方に合ったものを選び取ることが必要だと思うのです。』

好きな章
30の方法のうちで僕が一番好きだったのは、「今の企業を非営利中間法人にしよう」という部分です。

章の名前をみた瞬間、また「NGOの活動は素晴らしい。」「企業は利潤を追求して社会を悪くする」という押しつけがましい主張かと思ったのですが、読んでいくとそうではないことに気が付きました。主張していることは、政府・企業・市民社会(NGO・NPO)のバランスが大切だという主張です。

過激的なNGO/NPO推進論者は、「政府は非効率だし、不親切だし、権力的だ」「企業は利潤ばかりを追求して自分勝手だ」などと勝手に批判します。確かに政府、企業にはそのような一面がありますが、いい面もあるはずです。

政府は、「公益」を追求し、社会の不平等をなくすように働き、企業は「私益」を追求し社会を活性化させる働きがあるのです。同時に、政府も行きすぎて非効率になったり不親切な行政サービスを提供したりします。また、企業も利潤を追求しすぎて自分勝手な行動をとったりします。それが行きすぎないように、NGO/NPOは発展すべきだということです。

つまり、政府や企業でカバーできない部分を市民社会でやろうではないかということです。例えば、公の金融がいいのか?民の金融がいいのか?という二者択一な社会ではなく、市民社会の価値に基づいた金融という第三の選択肢があってもいいではないか、ということです。

公の金融(昔で言うと、郵貯)は集まったお金を国土の発展に使い、民の金融は集まったお金で産業を発展させお金儲けをしてきたわけです。しかし、市民社会の金融は、集まったお金を、例えば環境に優しい事業に融資しそれがもたらした利益をさらに出資者に還元するといったようなシステムを構築することが役目です。

要するに
以上のように、本書は「戦争のない社会」という究極の理想を掲げつつも現実的な方法でその理想を達成しようとする方法が30書かれている本です。とは言いつつも、17人の著者によって書かれているので、中には「理想主義に偏り過ぎやろ」「左的に考えすぎやろ」と思える章もありましたが・・・

読み終えてみると題名を『平和な世界をつくる30の方法』ではなく、『戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法』にしなかった理由がよく分かります。

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書籍紹介(国際協力・開発) | 【2007-04-29(Sun) 01:15:44】
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