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*2007年7月にイデアスを修了し、現在は某国際機関に勤務中。新ブログに移行しました。このブログは基本的に更新せずに、開発スクール(イデアス)の情報のみこちらでアップします

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masah

Author:masah
1年のアメリカ学部留学を経て、外国語系の大学を卒業。卒業後は専門商社で勤務。東南アジアを見たことで、大学院へ。広島大学大学院国際協力研究科で、修士号取得。。21世紀COEプログラム特別教育プログラム修了。06年秋からは、アジア経済研究所開発スクールで経済学をベースにして、開発・貿易について学んでいる。将来は国際機関、財団、シンクタンクで働くことを希望。経済学、政治学両方できたら理想と思っている。
TOEIC:940点 TOEFL:273点

*リンクフリーです。
*本ブログはあくまでも個人的見解に基づくものであってアジア経済研究所開発スクールの意見を代表するものでは一切ありません。
*著作権利は本人に属します。

アマゾンに寄稿した書評リスト(本ブログと重複あり)

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ネクスト・マーケット-開発と企業-
今日はFASIDの研修「開発と企業」に参加しました。
研修内容はこちら↓
http://www.fasid.or.jp/kenshu/kigyou/boshu.html

アメリカの有名なNGO、World Resource Instituteの研究員が講師で、最近話題の「Bottom of the Pyramid(ボトムオブザピラミッド)」を中心に講義が行われました。

「ボトムオブザピラミッド」とは、アメリカのミシガン大学のビジネススクールの先生が「ネクスト・マーケット」という本で提唱し始めた概念で、最近国際協力の世界で話題になっています。

以下アマゾンのサイトです。
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「ボトムオブザピラミッド」とは、途上国の人口構成の中で一番多い貧困層と呼ばれいている人たちのことを指します。企業は今までその貧困層に対してビジネスを行ってこなかったが、実は彼ら・彼女らは魅力的な顧客となりうるのではないかということを提唱しています。

要するに、企業にとって途上国は新たな市場になるのではないかと言うことです。

それだけでは、ビジネスマンの間でしか意味をなさない概念です。しかしながら、なぜ国際開発・国際協力の人の間でこの概念が話題になっているのでしょうか。

注目を集めている理由は、その概念が今まで援助が達成できなかったことを企業の力を借りて達成できると主張しているからです。

例えば、「ネクストマーケット」で紹介されている事例では、インドでの衛生改善プロジェクトがあります。

途上国では多くの下痢削減プロジェクトがあります。日本に住んでいると「どうして下痢を減らす必要があるの?」と思うかも知れません。なぜなら、下痢は途上国において3番目に死亡者数の多い感染症で、毎年220万人もの人々の命を奪っているからです。特にインドでは毎年65万人程度の人が亡くなっているそうです。

「何で下痢で死ぬの?」と思うかもしれません。その理由は、専門でないので詳しくはわ衛生的に悪い飲料水、手洗いの習慣がないこと、石けんを使用しないで汚い泥等を石けん代わりにしていることで、細菌や感染症が体内に入り込むかららしいです。手洗いの習慣をつけるだけで50%近く死亡者が減るという見込みもあるそうです。

今まで数多くのNGOや政府、国際機関がこの問題に取り組んで来ました。しかしながら、人々の習慣を変えることはなかなか出来なかった。だって、自分の習慣だって変えることは難しいですよね?スモーカーは体に悪いとわかっていながらたばこをやめられないとかですね(笑)ましてや他人の習慣を変えることは至難の業。

しかしここで、政府やNGOは多国籍企業でかつ石けんを製造販売しているユニリーバと協力することにします。なぜならユニリーバの方が消費者に行動変化を起こさせること適しているのではないかと考えたからです。そして「手を洗おう」キャンペーンを展開し始めました。

キャンペーンは販売員が石けんを使用した「模範」手洗いを学校で実演するというものも含まれて大々的に展開されました。キャンペーンの対象人数は初年度が農村部の4000万人、2004年度が1億人に拡大しています。また、企業の売上げは25%成長したということがわかっており、それ分石けんを使用する人たちが増えたと予測されています。

同様のキャンペーンがインドネシア、セネガル、ペルーでも展開され成功を収めているそうです。

授業で興味深かったことは、従来言われてきた「Bottom of the Pyramid(BOP)」という表現の「Bottom」が倫理的によくないので、同じBから始まる「Base」を使用するようになっていることでした。

BOPビジネスは貧困削減とビジネスのWin-Winだと言われていますが本当にそうなのか。

なぜなら、1)今までもそのようなビジネスは行われてきたのではないか、2)多国籍企業が儲かるだけで地元産業が育たないのではないか、と、直感的ですが、疑問に思うのです。

明日もあるのでその辺の疑問を解消できるように研修に参加したいと思います。

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国際開発問題 | 【2007-01-13(Sat) 23:48:48】
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